効果てき面!?認知行動療法で課題と向き合ったK様

考え方のくせとして「べき思考」「白黒思考」が強いのに、
着る服は「グレー」が好きな谷です。

さて、今回は表題の通り「認知行動療法」に取り組まれている利用者様をご紹介します。
K様(30代 双極性障害)
・過去にパニック障害、摂食障害の既往歴あり
・真面目で目標に向かって行動を起こせる方
・他者との課題の分離が苦手で、結果ご自身の負担となってしまう

課題分離の解決策の1つとして「認知行動療法」を身に付けてもらうという目的で、
認知行動療法の概要と、取り組むことのメリット・デメリットを伝えると、
その場でやってみたいと返答がありました。

取り組む課題については、
・以前就労していた際にも同じようなことがあった
・それが原因で体調が悪化し入院に至ってしまった
・この曜日だけ直近3週間通所ができていなかった
ため”特定の曜日だけ通所ができない”ことにしました。

さっそく、今のご本人で取り組めそうな
「出勤日前日は23時台に就寝する」という宿題を作りました。
すると翌週、しばらく滞っていた特定の曜日に通所できました。
通所できたことの要因を振り返ると、ご自身の意識だけでなくご家族からも協力を得られ、
時間的余裕が生まれることで早寝につなげることができたそうです。

今後も引き続きご自身で試してもらい、最終的には自分で解決できる力を
養ってもらえると嬉しいです。

お気軽にお問い合わせください。