作業環境を見直し、作業スピードも自信も向上しました

新年度が始まり、もう4ケ月!!
新しい学校、職場に変わった方や、職場で新入社員を迎え入れた方など環境の変化に慣れてきた方も多いのではないしょうか!?
エスプリドゥでも4月から特別支援学校を卒業しお仕事を始めたられた方がいらっしゃいます。
今回はその方の「お仕事に慣れるまでの支援」についてご紹介したいと思います。


4月にパン工房でパンづくりを始めたH様
パン工房では当日作るパンを…
「ご自身で決め」、「共有のレシピを使用」、「共用の道具を使用」して取り組みます。

★ご自身で作るパンを選ぶ際の手順は?
①何のパンを作ろう?
②どこで作ったらいいんだろう?
③道具・材料の場所はどこだろう?
④分からない事をどう相談したらいいんだろう?

と悩まれることが多く、作るパンを選び道具を準備して作りあげるまでに
1時間以上かかる様子が多く見られました。



これを解決・解消し、主体的に作業に取り組んで頂くために・・・
職員での「行動分析」によるアセスメントの結果
5月から「お菓子工房での作業」を提案しました‼

お菓子工房では…

①当日作るパン・お菓子が決まっている(専用スケジュール、専用レシピ)
→厳密には事前にご本人様と相談し、取り組む作業や作るパンを決定する

 

 

②作業する場所が決まっている(専用作業台)

③作業台の下にご本人様が使用する道具を事前準備することができる(専用の道具)

 

というふうに、

「誰が」「どこで」「何をする」「終わったらどうなる」のかを事前に決定し
「見通しをもって作業に専念」することができます!! 

そこでご本人様が理解しやすいように専用の個別スケジュール、専用のレシピをお渡しし
クロワッサンの成形をお願いし作ってみていただくと・・・

「おわりました!」との言葉が
えっ!?、もう!? と正直驚きました。


それもそのはず、パン工房では道具や材料の準備から完了までに1時間かかっていたのが

お菓子工房では15分ほどで終えることが出来たのです‼
当初は手直しが必要なところもありましたが、何度か一緒に作成をすることで手直しもなくなり、
現在は店舗での販売が行えており、人気の商品となっています‼



個別のスケジュール・レシピ、その方の特性に合わせた作業環境、道具や材のが固定化・定点化されたことで
見通しを持った作業を行うことができるようになり
ご本人様からも「やりやすかったです!」という自信に満ちた言葉が聞かれました。

体験後に振り返りをおこなったものがこちら>

 

画像からも、ご本人様にとって作業しやすい環境であったことが分かります。
現在はクロワッサンの他にも2種類のパンを作製しています!!
そのお話は機会があればまた!

エスプリドゥ 佐々木

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