治具を使った製パン作業の一例
エスプリドゥ支援員の長門です。
年末年始に長野県に帰省したら、東京都と気温差がありすぎて驚きました!
最高気温でも氷点下の日もあり、『同じ日本なのか?』と疑ってしまいました。
同じ日本でも気温差がここまで違うのですね。
前置きはここまでにして…
今回は、治具を使った製パンについて利用者T様の事例を用いて紹介します。
【利用者T様の情報】
・知的障害2級
・数値の把握が苦手である
・言語の意味理解に困難さがある
T様は「ちぎりパン」の作成に取り組まれています。
パン生地の作成個数を間違えないように、右上画像の青丸印の上に生地を置いています。これによりT様の「数値の把握が苦手」を補えます。
これら商品の作成や加工・組み立てなどをサポートする道具を「治具」と言います。
治具(ジグ)を使用には3つのメリットがあります‼
①作業の手間を軽減できる!
②品質を均一化しやすい!
③作業難易度を軽減できる!
出来上がりの写真がこちらになります。
先ほどの治具(青丸印)を使用することにより、上手にちぎりパンを作ることが出来ました。
ご本人も「きれいにできました。」と満足げに話されています。
「自己肯定感の向上」にも繋がっているようですね!
できることが増える体験は、本人にとっても支援員にとっても、うれしさが沸き起こります。
エスプリドゥの事業所内には至る所に「治具類」「視覚資料」を用意しており、「一人で出来た!」「自分にも出来る!」という体験ができるように工夫をしております。
#福祉のパン屋さん
エスプリドゥ 長門